違法なマッサージ店やメンエスの利用は極力避けたい、かむり晋三です!
比較的利用しやすい料金設定で、手軽に心身の疲れが取れる「メンズエステ」。
ビジネスマンの利用増加により出店数が伸び、他業種の人気を凌ぐ勢いを見せています。
そんなメンズエステですが、出店が増えるにつれて違法なサービスを提供する店も増加し、最近は大都市を中心に摘発が相次いでいるというニュースを耳にするようになりました。
・性的マッサージ店摘発件数が最多 住宅街やマンションで営業も、滋賀
・歌舞伎町のマッサージ店で違法に性的サービスか 経営者と従業員を逮捕
2021年は東京オリンピックの開催もあり、警察も違法なメンズエステ店へのガサ入れを積極的に行っている様子。
そこで今回は、
・警察が摘発を行う流れ
・メンズエステが摘発された際、経営者・利用客・セラピストの処分はどうなるのか
これらを解説し、「どんな店や行動を回避すれば安全にメンズエステで遊べるのか」も併せてご説明していきます!
一部ではありますが、メンズエステの実態を書いていますので、ぜひ最後までお付き合いください!
メンズエステの区分と摘発の可能性がある違法なメンズエステの特徴について
まずは、予期せぬ摘発から身を守れるようにしておくために、摘発される可能性がある違法なメンズエステ店の特徴を押さえましょう!
摘発の恐れがあるのは「風営法違反のルーム型一般エステ」が多い
過去の記事で諸々ご説明していますが、メンズエステは、厳密には風営法の届け出を出している「風俗エステ」と届け出をしていないであろう「一般エステ」に分けられます。
風営法の届け出をして風俗店であることを証明しているメンズ風俗エステ店は、性的サービスを行っても摘発されることはありません。
問題となるのは、「一般エステ」です。
恐ろしいことに、風営法の届け出をしていないにも関わらず、裏では多くの一般エステが性的サービスを提供してしまっているのです!
そして警察にバレて、摘発となるのですね……。
風俗エステと一般エステの違いを表にまとめてみたので、気になる方はチェックしてくださいね!
【風俗エステと一般エステの違い】
摘発される可能性がある違法なメンズエステ店の特徴
摘発される可能性があるメンズエステは、マンションの一室で施術を行うルーム型の一般エステ店であることがほとんどです。
他にも、以下のような特徴を持っている店舗が多いようです。
摘発の現場に居合わせて面倒事に巻き込まれたくない方は、上記のような店や掲示板・SNSで悪い噂が立っているグレーな店には行かないほうが良いでしょう。
風営法はサービス内容だけではなく出店する地域にもおよぶ
ここまでの説明で、「無届けなのに性的サービスを提供しているメンズエステが風営法違反で摘発されている」ということがお分かりになったと思います。
さらに、風営法ではサービス内容だけでなく、メンズエステが出店可能な地域についても指定があります。
出典:電子政府の総合窓口e-Gov 第二十八条 店舗型性風俗特殊営業の禁止区域等
禁止地域での営業も風営法違反で摘発の対象となるため、利用側も注意が必要かもしれませんね……。
チャイエスやアジアンエステも店によっては危険!
いかがわしい表記のある一部のチャイエスやアジアンエステなども危険がはらんでいます。
以前こちらの記事で書いたように警察の摘発に遭遇する可能性があるだけではなく、
などのリスクもあります。
風営法ギリギリのラインで営業しているようなマッサージ店もあるので、揉め事に巻き込まれたくない方は、怪しいと感じる店の利用を避けましょう。
安全に遊びたい方は特に気を付けてください!
警察が違法なメンズエステを摘発する流れ
違法なメンズエステを摘発するには、潜入調査をして実態を知り、セラピストが性的サービスを行っているという根拠が必要です。
ここでは、警察が違法なメンズエステ店を摘発するための流れを解説していきます!
1.「近隣の住人からの通報」により調査がスタートする
まず警察は、近隣の住人による通報によって違法メンズエステとされる店の調査を始めます。
通報の内容の例として、
・ゴミの中に精子臭い紙パンツらしきものがある
・大きすぎるあえぎ声が連日聞こえてくる
などがあり、深夜まで営業している一般エステも多いことから怪しい店だとバレるんだそうです。
このようなことから、警察側もSNSを調べたり、店のブログや掲示板などをチェックしたりなどして、店をマークし始めます。
2.客を装って来店する
次に、潜入調査をします。
私服の警察が一般客を装って来店し、セラピストがセクシーすぎる衣装を着ていないか、オプションを過剰にすすめてこないかなどをチェックするようです。
私服を着用した警察は一般客と見分けがつかないので、いきなりの潜入調査を防ぐことはまず不可能だと僕は思います!
3.施術の途中で性的サービスを要求する
潜入した警察は、セラピストから通常のサービスを受けるのですが、徐々に性的な要求を行います。
あえて手コキや素股などの性的サービスを要求する訳です。
そして、お願いした時のセラピストの反応を見て、「実際に性的なサービスを提供しているかどうか」、「日常的に性的サービスが行われているか」を確認するのだそうです。
4.他のセラピストにも入り、複数人のサービス内容を確認し、摘発となる
警察は、一人だけではなく複数人のセラピストに対して潜入調査を行うようです。
これには理由があって、
・メンズエステ店側の指示によって行っているのか
どちらのケースなのかを判断するためです。
さらに、一般客のように店のリピーターとして繰り返し同じ店に通う場合もあります。
複数人のセラピストが性的サービスをしている事実が確認できた時、警察は違法メンズエステ店であると判断し、摘発するそうです。
お金をもらっているならまだしも、女の子が自主的にタダで性的サービスをしているとは考えにくいですけどね…
メンズエステが摘発された時、経営者・利用客・セラピストはどうなる?
最後になりましたがメインテーマである、「違法メンズエステ店が摘発された時、経営者・セラピスト・利用客それぞれに対してどのような処分があるのか」を解説します。
店の経営者と経営に関与していた店員は逮捕され罰金が科される可能性がある
違法メンズエステ店が摘発されると、お店は営業停止になることが大半です。
また、店の経営者は風営法違反容疑により逮捕され、最も重い罰則が科された場合は「2年以下の懲役もしくは200万円以下の罰金又はこれの併科」という刑事処分を受けることになります。
さらに、法令違反だけでなく自治体によって定められた行政処分が科される場合もあるとのことで、自業自得ではありますが踏んだり蹴ったりなんですよね。
逮捕されるのは主に経営者のみですが、経営に関与している従業員が一緒に逮捕される場合もあるようです!
セラピストや客が捕まることはあまりないけれど…
違法メンズエステ店の摘発は、風営法違反の対象となるメンズエステ店かつ経営者が対象となるため、摘発時に居合わせた利用客やセラピストが逮捕されることはほぼないと思って問題ありません。
ですが、セラピストに性的なサービスを強要していた利用客には「強制わいせつ罪」で、相手が未成年であることを承知のうえで性的なサービスを受けた場合は、「売春防止法違反」で逮捕される可能性はあります!
そして上記の疑いがなかったとしても、警察の捜査協力のために、メンズエステ店のサービスや店舗関係者からの接客内容といった事情聴取を求められる可能性は高いです。
最高で丸一日ほど拘束されるなんてケースもあるようなので、違法な性的サービスを行うメンズエステにはくれぐれも気を付けてください!
なお、店ぐるみで性的なサービスを提供していたセラピストは、お店と一緒に罰則を受けてしまう可能性があることも……。
相手を守るためにも一般エステにおいてセラピストからの性的サービスがあった場合は、断ることを強くおすすめします!
一般的なメンズエステを利用している以上、性的サービスは強要せず、行わせない
本日のまとめです!
・チャイエスやアジアンエステも店によっては危険
・利用中に店が摘発されたとしても利用客やセラピストが罰則を受ける可能性は低い
気を付けたいのは、捕まる可能性がないからといっても性的なサービスを受けて良い訳ではないということ。
「一般エステ」を利用する際は、性的なサービスを強要せずセラピストにも性的なサービスを行わせないようするのが正解だと僕は思います。
しっかりと紙パンツを穿き、過激すぎるオプションはなるべく頼まないほうが良いでしょう!
最後に一言。
安全にメンズエステで遊びたいなら【風俗じゃぱん】をぜひチェックしてみてくださいね!